FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top


P1010058.jpg

乙武さんとイタリアンのエピソード、私がなにかいえるほどの人間でもないし、大変おこがましいけれど、一言、ネットで、あちこちのニュースサイトなんかで、双方を善と悪にわけ、勝手にしゃべっている匿名の人たち、もういきなり説教なんだよね、傲岸不遜そのもの、匿名という言葉の凶器。

映画「ジョゼと虎と魚たち」で、おばあちゃんが、乳母車に乗るしかない障害を持つ孫娘(ジョゼ)に「お前は壊れもん、壊れもんには壊れもんの生き方がある」というセリフがあります。
これは他者との違いを自覚することでジョゼがこの社会で少しでも生きやすく、と願う優しさからにじみ出た言葉です。甘えを許さない世間の冷たさを知っているからです。

けれどもジョゼは普通の人のように生きたい、女の子らしく恋もしたい、わがままも言ってみたい、他者と同じように人生を生きたい、そんなジョゼを大切に見守るツネオとの恋もやがては終わることになるけれども、この映画はツネオがジョゼを普通の他者として接したこと、そしてジョゼもまた彼に、私を普通の人のように思って接して欲しいと願ったこと。
つまりおばあちゃんの世間への恐れを、ジョゼは勇気で乗り越えようとしたのです。

それがこの作品の素晴らしさです。若い世代の二人が意識の中で差異をできるだけ無くしていく、健常と障害という醜い言葉を超える、それがテーマです。とても美しい映画。

今回の件で偏った意見をする人はこの映画の意味がわからないのでしょう。
説教する人々。自分が見てもいない、詳しく知らない、何の利害関係もない人に、こんなにも説教を垂れたがっている人間がいるって言うことがよく解りました。人の言葉が汚くなりましたね。それは心も汚いということです。
なんという他者に対する不寛容さ。お前は普通と違うんやという態度、障害者よ甘えるなよ、ですか。

こんなに偉そうに語らなければ疎外感から開放されない人たちですかと問いたい。ひょっとしたら殆どが十代の子かも、いやいや大人たちもだね。ツイッターでバリザンボウしている人たちって。これが未熟な日本の社会のほんとうの姿?
説教する人に説教するなって説教してもダメですかね。ミイラとりがミイラになっちゃった。

ブラッドベリの「 10月はたそがれの国」のなかに「群衆」っていうお話があって、交通事故現場に不自然なほど早く集まる群集たちの怖い怖いお話です。コメント欄に群がる人々を見てそれを思い出しました。
ちょっとしたトラブルがあるとどこかから群がってきていきなり当事者を蹴飛ばそうとする人たちの比喩話として。

1P1000232.jpg

Free Hugs for Korea-Japan Peace (日本人が韓国でフリーハグ)

ネットで見つけました。なんかグッと来ちゃいました。
若者よ、世界は君たちを待っている!
2013.05.21 Tue l 考えるお話 l コメント (0) トラックバック (0) l top


コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://kuroko0922.blog54.fc2.com/tb.php/558-3b45eef0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。