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バッカナール。
バッカスって気取ってみても単なる酔っぱらい、酒飲みのお話。

お酒は美味しいものではありません。
お酒の味を覚えた最初の時は、十代の終わり頃、アルバイトでくたくたになって、木枯らし吹く大寒空の黄昏時、空きっ腹を抱えて赤ちょうちんに飛び込んで熱燗、安物のかんすけで二級酒一気に流しこむ、お腹が熱くなって焼けるよう、あの瞬間だけが私にとっての初めてのお酒の味です。

そして東京での暮らし、アルバイトをやめて三畳一間、もうなんにもあてがなく、夜は不安と孤独で眠れず、頼れる人はいなかった。
深夜いきなり訪れる寂寥感、淋しくて胸がかきまわされそうな、そんなときに覚えたウィスキーが二度目の本物の酒の味です。飲みつぶれてしまえば明日になるって。安アパートの窓を開けて吐いて、よく叱られた。
今ならドラッグでもやっていなくては押しつぶされそうな、根無し草、浮浪者みたいなもの。

サントリーレッド、いやハイニッカだったか一瓶500円、トリスは380円、その安酒のお陰で生き延びたような気がします。2日に一本開けていた、同じ酒屋で買うので黙っていても同じ物を差し出されて、それがとっても嫌だった。

後はもう惰性でこの年まで飲んできたような感じです。
けれど最近、またウィスキーを飲むようになって、気がつけば真夜中、半分もなくなっているのを見て自分ながら驚いたりしています。飲むと鬱っぽくなってなんかヤバイかなって。

お酒は美味しいものではありません。
私はビールも飲めない、炭酸がダメなので、焼酎もウィスキーも早く酔えればそれでよかった。
サラリーマンになって飲むお酒は単なるお料理の一部、水を飲むわけにもいかず、しかたなく飲んできたような気がします。人と一緒ならやっぱり楽しかったし。でも酒を味わうなんて、そんなグルメの世界はわかりません。

きっと本当の酒の味なんかわかっていないのでしょう、高価なものをもらっても美味しいのはわかるけれど、どう美味しいか、ちゃんと味わっているのか怪しいものです。でも貰えたら嬉しい、なんてね、冗談ですよ。

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ダフニスとクロエ 第2組曲 第3場 バッカナール


近所の広場でサッカーしている小学生たち十数人が元気いっぱいなのでカメラ向けて数枚シャッター切ってたらリーダーっぽいガキが盗撮や、変態とか言い出してびっくりしました。学校でおかしな言動の人には気を付けてと教えているのでしょう、そんな時代なのですね、とてもショック。
ローマ神話のワインの神、ディオニューソスの異名バッコスの英語読みがバッカス、バッカナールとはお酒を飲んで踊りまくる音楽という意味でしょう。この曲はお洒落で華々しくて狂乱的で、弦楽器なしでラベルのきらきらオーケストレーションが爆発しています。
2013.07.04 Thu l ばかっ話 l コメント (0) トラックバック (0) l top


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