FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top


1DSC_2409.jpg

なにかがわかったからといって幸せになれるわけではありません。
なにもわからないからといって不幸せになるわけでもありません。

この、ほんとうにあるのか無いのかわからない幸福というものを、私たちは物心ついた時からあこがれていました。幸せになりたいとね。
メーテルリンクの「青い鳥」。チルチルとミチルは幸福の青い鳥を求めて旅をしますが、私たちの日々そのものが、幸福というものを探し求める航海日誌なのかもしれません。

しかし青い鳥のお話は、幸せを求めることの絶望的な意味を比喩として描いた作品です。こんなお話を子どもに読み聞かせるなんてちょっと残酷。だってこのお話は真実のことを語っているから。
それは救いであると同時に、どこにいっても自分という問題からは逃げられないねっていうお話。事実と真実についての寓話なのでしょう。事実と真実は本当はいつだって仲が悪いのね。

私「今の私はとっても不幸です、神様、私に幸せを与えてください」
神様「え、貴方には最初から全てが与えられているのですよ」

いままでたくさんの幸福論が書かれてきました。ギリシャの初期哲学やブッダの教えだって一種の幸福論。いろいろな教えはこのバリエーションなのかもしれません。
まわりくどい寓話があまりにもたくさんあって誤魔化せれているけれど、本当の真実はもう何千年も前にわかっていたのです、きっと。
「それがすなわち汝」リグ・ヴェーダ
ここまでズルく言われるとそれはあんまりだね、なんとかしてよと文句の一つも言いたくなります。それを言っちゃおしまいよって。

幸せの中で暮らしている間は決してそれに気付かない、失って初めて気づく。過ぎ去ってしまってからそれが目に見えてくる、ということは生きているからこそのお話。
今この瞬間、生きているという事実にもっと感謝しなくてはならないのでしょう。こんな私でも、ね。

2P1050807.jpg
3P1050812.jpg
4P1050835-001.jpg
5P1050816.jpg


Mildred Bailey - Lover Come Back To Me


山ほどもある演奏でも、やっぱり最後はベイリーを聴きたくなる。これくらいのテンポがすっと入ってくる時があるのです。
年食ったのかなーって、年食ってるぞ。
2013.09.02 Mon l 考えるお話 l コメント (0) トラックバック (0) l top


コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://kuroko0922.blog54.fc2.com/tb.php/591-1140e6c2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。