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『男たるもの「食い物」「旅行」の話はすべきでない』とイナガキタルホが言っていたのを思い出しながら、たしかに私は「食べる」ことにやせ我慢の男であったと、今頃になって思うのでした。

やせ我慢というのはどこかに偽善的な臭いがするもので、どんなに格好をつけていても、傘張り浪人みたいに、どこかわびしく情けない風情がつきまとう。つまり、きっぱり感が薄く、未練たらしさが見え隠れするものだから、それなら厚かましくも貪欲ではばかることなく好き勝手に楽しむほうがいい、私は出来なかったけれど。
つまり、中途半端はダメだねっていまさらですが思います。

誰かもてなす時はケチらないんだけれど、一人での飲食や自分のための買物は情けないほど考えます。いかに安くするかが楽しみみたいに。
十代の東京時代にまともに食べられなかった記憶が、安くてもお腹いっぱいをというトラウマになっているようです。
働き出してもラーメンライスが日曜のご褒美。最終で帰る駅前の立ち食いそばの美味しさを実感したのもこの頃。下町人形町のソース焼きそばがうまかった、吉祥寺の定食屋さんのとんかつとか、神田の安い天ぷらチェーン店さんとかすごいごちそう、揚げたてだよ。

一人で色々な居酒屋、赤ちょうちんや、飲めない人は定食屋や美味しい物屋を探索するお話、例えばドラマ「孤独なグルメ」や「深夜食堂」なんか、ついつい見てしまいます。別に美味しいものが映ってなくても、一人寡黙に飲む時間、年月があまりにも長かったせい。
ほとんど独り言の世界、孤独な自分との呟き。

ポッケにお金がたくさんあっても一人で高級店に入れない、一人でグルメな料理がたべられない、何故か恥ずかしくてブレーキがかかってしまう。自分に金をかけたくない気分。
さみしさが一番の酒のサカナだったこともあります。そんな生き方しか出来なかったけれど、それはそれで孤独の愉しさがあるものなのです。

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Macy Gray - Time Of My Life


8Mile、もう十年も前の映画になってしまったけれど、貧しい地域の若者の、やるせなさと焦りと絶望感、やり場のない反抗心みたいなものが見事に表現されていた。キム・ベイシンガーも若いブリタニー・マーフィもとってもリアルで切なく、いろんな社会的テーマも背景にあって熱く刺激的だった。監督カーティス・ハンソンの傑作。
エミネムのラップは私みたいな男にでも昂揚するバイブレーションを与えてくれて素晴らしい。メイシー・グレイの歌はサントラに入ってます。映画には出ていなかったと思うけれど記憶が曖昧。ハスキーな声がいいな。
2013.12.20 Fri l ばかっ話 l コメント (0) トラックバック (0) l top


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