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今年も変わらず怠け者の日々でした。大いに反省して来年は自力本願で、なんて、この数十年思ってきたことで、まことにだらしない人間です。努力が嫌いだから仕方ないのかしら、それがすなわち汝、お前だよ、とお天道様に言われているような気分です。
そんなわけで映画の悪口を出しきって来年は幼子に戻ってもっと愚かでありたいなと、なんて全然反省してませんね。

つまんなかった映画

『二郎は鮨の夢を見る』
ドキュメントです、お寿司屋さんの、ずいぶん有名でミシュランガイド東京三つ星のお店だそうです。
二郎さんは職人らしい雰囲気をもっておられるお寿司屋さんです。
黙って座れば次々出てくる二十貫ほどの握りを黙々と食べて十分ほどで三万円の食事が終わります。予約は半年先までいっぱいだそうです。
お酒はおいてないようです。とても立派なお寿司を握る親方のようです。

お店の中で二郎さんとお客さんが会話するシーンがあります。まんなかにいる野暮ったそうな料理評論家がさかんに二郎さんを目の前にして褒め称えるシーンがあり、他の金満家さん男女のお客も次々と賞賛の言葉に同意して頷きあっています。
全員が二郎さんの太鼓持ちで褒めそやす自分たちにとても満足そうです。言われる側の気持への配慮はないのかしら、私は二郎さんがかわいそうになって、はずかしいだろうなって、とてもその場に立っていられないのではと、大丈夫だろうかと心配しましたがまんざらでもなかったようです、なんだ。

なにせどの映像もどの言葉も、どのように二郎さんのお寿司が美味しいのかサッパリ伝わりません。
カメラはきっと一眼のF1.4あたりのレンズで開放で撮ってるんだろうけどアップが多用されすぎて飽きてきます。マイ・ブルーベリー・ナイツみたいな映像の雰囲気を狙ったんだろうか。どちらもありきたり。
音楽はフィリップ・グラス。ちょっと気取った映画にばっかり使われるのはグラスにとって不幸なことだと思います。
お口直しに中崎町の力餅食堂のご主人のつくるたぬきそばが食べたくなりました。

『へルタースケルター』
昨年の映画。DVD鑑賞。ずいぶん古臭そうな映画だなって印象だったけど、とっても評判が良さそうなので驚いた。わかんないもんです。現代の女性アーティストはもっと賢いと思っていた。途中リタイヤ。

『ル・コルビジュの家』
どこが面白いのかサッパリ解らなかった。私のアタマが悪いんだろう。遠いところでやっているお芝居を見ているよう。

『世界にひとつのプレイブック』
主人公のブラッドリー・クーパーが本当に嫌味な男で演技がうま過ぎるのか映画を見ているだけでリアルに目の前にいるよう、不愉快になってしまった。途中タオル投入。

『アウトレイジ ビヨンド』
昨年の映画だけど見たのは今年。汚く罵り合うだけでどこにも映画的スピリチュアルがない。ずいぶん弛緩した映画。

『ゼロ・ダーク・サーティ』
この監督の映画はみんな馴染めない、骨ばかりで実がない。古本屋で女主人が座っている店では売らない方がいいと、昔先輩に教えられた。そんな感じ。ドラマではなくドキュメントを撮ってください。怒ると怖いだろうな。

とっても良かった映画

『キャビン』
私はこんな映画が大好きです。エンタメ度満点、文字どうり出血サービス。パシフィック・リムはまだ見てません、映画館に行くべきだった。ゼロ・グラビティ、観たいな。

『人生、ブラボー!』
楽しく観られました。洋画ではこれが一番かな。細かいことは気にせずにおおらかに行こうよっていうお話。登場人物みんなに笑顔で挨拶したい気分。こんなテーマの映画が喝采で受け入れられるようになったらいいね。

『クラウド アトラス』
何度か繰り返し観て味わえそうな、スルメのような映画。手塚治虫の
「火の鳥」シリーズ全部みたいなテーマを一本の映画に詰め込んだんだね。いかに手塚がすごかったか。日本人はちょっと作れない映画。シナリオも体力だ。

『横道世之介』
吉高由里子はいい、とてもいい。今年の日本映画は「舟を編む」と「横道世之介」がとてもよかった。なんていうか落ち着いているね。映画の王道。
「横道世之介」で二人向き合ってバーガーを食べるシーンの、なんというチャーミングさ。「船を編む」の、見事な時の流れの表現、その奥ゆかしさ。
最近の邦画って大げさでうるさいばかり、観客を幼いと決め付けた映画ばっかりとっているからでしょう、というかTV出身の監督・脚本家が子どもなのか。
後は殆ど見てません。「草原の椅子」は私にはまるでうそつき映画のようだった。観客にはずかしい思いをさせる映画はいけません。原作のせい?。

木下恵介『お嬢さん乾杯』
シネマフリークの店主に勧められて見ました。成金役佐野周二がつまらない男なのに原節子演じる没落貴族のお嬢さんがどうして惚れるのかなって。女性はみんな魅力的なのに佐野も佐田啓二もかっこ悪く二枚目にほど遠い、佐野は笑うと悪相になる。
ラストの「惚れております」へと流れる展開はハリウッドのラブコメみたいでちょっといいな。原節子ってとても男性的な美人なんですね、男装の麗人が似合いそう、コメディもね。
「喜びも悲しみも幾歳月」を幼少の頃観て、二時間以上の映画だったから満員の映画館、熱気で気分が悪くなってロビーで寝ていたのを思い出す。子どもが生まれるたびに佐田啓二が飛び跳ねるシーンを憶えている。
これもみるかな、でも昔の映画って観て後悔することも多いのは何故なんだろう、記憶にあるイメージが壊れるから?

ほとんど観ていないのに偉そうにすいません。今年は途中逃亡した映画が多かった。我慢が足りません。
これから楽しみにしているDVDは「殺人の告白」、「中学生円山」、「ローン・レンジャー」、「パリ猫ディノの夜」とか。
ちょっと足を悪くしてから雑踏をくぐり抜けてシアターにたどり着くのが億劫になってしまってあきません。大好きだったネオン街が少し怖い。

コミックのお話をちょっと。
林静一の「赤色エレジー」・花輪和一の「天水」
読書というにはおごがましいのですが林静一の「赤色エレジー」が文庫化されていて、初期の歌謡劇画というか、「山姥子守唄」や「花ちる町」が再読できて嬉しかった。数十年ぶりの再会。

花輪和一の「天水」も文庫化されていて、ジャパネスク、中世大和のアミニズム的ファンタジーの最高傑作。懐かしかった。ぜひおすすめします。
後は諸星大二郎くらいかな、新しい作品読みたいのは。私はもう今風のものに興味がわきません。止まってますね。あんなに漫画がすきだったのに。

今もう一度読みたいのはやっぱり楳図かずおの「わたしは真悟」。真悟はさとるにアイを伝えるためにこの地上のいばらを駆け抜けていく。あれを再読したら私はまたまた号泣するのだろうか。

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Eva Mendes - The windmills of your mind


映画『華麗なる賭け 』は観た記憶が無いのです。けれど『風のささやき』は大好きでこの曲が入っているだけで知らない人のCD買ったりしてました。いい歌ばっかり、曲がそうさせるのでしょう。
オリジナルもやっぱり魅力的です。パルネウィランのサックスとベースのアルコ弾きの演奏も素敵だったけど動画がない、いや、ありました。

The Windmills of Your Mind - Noel Harrison


Les Moulins De Mon Coeur - Barney Wilen
2013.12.27 Fri l 映画のお話 l コメント (0) トラックバック (0) l top


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